山形交響楽団

南陽市民会館で行われた山響のコンサートに行ってきた。その2、演奏編。

一曲目は、モーツアルトの交響曲1番 

モーツアルトはあまり聴かない・・・と言うか、興味がないので全く知らない曲。
一楽章は、モーツアルトらしさがあって良いのだが、そこで疲れたんじゃないかな。モーツアルトが。二楽章、三楽章は何か「どうでもいい」感じがした。

古楽器と言うことでホルンなどバルブのない物を使っていたが、響きはあんなもんじゃないかとおもうが、音程がひどかった・・・というか、古楽器に悪戦苦闘していた感じがした。ホルンがものすごく下手に聞こえた。わかるんよ。右手の出し入れとグーパーだけで音程を変えるのが至難の業だと言うことは。でも、ねえ。まあ、あんな感じ。

山響は人数が少ない。ので、音量も少ない。ので、まあ、モーツアルトではあんまりハンデは感じなかった。が、ホルンがでかい音過ぎてバランスが取れていない。また、ホールの性もあって高域がこもっていたため、優しい音だったが・・・眠くなるくらい優しい音だった。演奏も、何か良く合っていない感じがした。アインザッツがあっていないというかそんな感じ。


二曲目はラフマニノフのピアノ協奏曲二番。自分流の略称は、らふまのぴあこんに。どーでも良いか。

ピアノは高橋優介くん(22歳)。まだビッグタイトルはとっていないようだが、期待の新人らしい。この子が鼻血を出すほどの熱演。がんばっていた。年齢と熱演にはものすごく好感を感じたが(日本語が変。好感を得たが正しいのか?)、まだ良くなかった。結構不安定だったし、ミスもそこそこ有ったように思う。だけど、まあ、これからがんばって欲しい。

ピアノは吉野石膏さんから寄贈していただいた(と聞いたが、間違っていたらあとで訂正します)スタインウエイのフルコンサート。まあ、重戦車だなや。すっげ音量が出る。出るのは悪くないが・・・

問題はオーケストラ。ピアノにかき消されるオケってどうよ。どうなのよ。

人数が少ないのが、もっと言うと、金がないのが悪いんだ。

一楽章冒頭のオケの入で、ピアノのアルペジオにかき消される。ピアノの奥で何か騒音が聞こえる状態。オケ騒音状態でも、コントラバスは柔らかくゆったりと聞こえる何かよくわからない状態。

チューバも透き通った感じで聞こえてくる。チューバ上手いっす。

そんなドタバタで演奏は進む。まだ高音は通らないのでバイオリンはくすむ。でも、ピアノの高音は通ってくる。なんだこりゃ。

この音どこかで聞いたぞ。そうだ、ゼンハイザーのイヤホンのIE80の音だ。あんな感じ。

演奏は、結構ザツ。ピアノをオケが吸収できない感じ。両方とも自分勝手にやっている感じで、お互いを聞いていない。もしかして山形県民会館みたいに演奏者に音が帰ってこないのか?

全体にバラバラでした。ピアノが余裕がなさそうだったので、もう少しオケの方で合わせてあげて良いんじゃないかと思うのだが、最後までばらついた感じでした。オケ自体のアインザッツは合わないし・・・

そういえばラフマの2番って俺様のピアノと従僕のオケ、ってなかんじだよね。

これを聞いた感じでは、山響の人数の少なさが完璧に弱点になってしまっていたように思います。余裕がないし、ピアノに負けている。

そうそう、モーツアルトでひどかったホルンですが、こちらでは全く問題なく、上手な演奏でした。汚名挽回です。

で、高橋君ですが、演奏後に鼻血が出てた。がんばったんだなとほっこりしてしまった。本人は流血の惨事かもしれないが。

アンコールでピアノソロで、何か聴いたことのない曲。純然なクラシックじゃないな。どちらかというとポップスより。これを聞いて感じたのは、高橋君はクラシックの住人じゃないんじゃないかと言うこと。技術レベルはラフマと大差が無い曲でしたが、こちらの方は自由に弾けていたと思った。こっち方面の方があっているのか、もう少しがんばったらクラシックも良くなるのか・・・

あと、第三楽章になって、エアコンが入った?風が出てきた?湿度が下がった?からか、バイオリンの高音がきちんと出るようになってきた。なぜかは知らない。柔らかい音はそのままにバイオリンの高音が聞こえるようになった。良い傾向。今まではなんだったんだ?。


三曲目はベートーベンの交響曲5番。いわゆる運命。

ベートーベンって、なんというかな、タメが気持ちいいと思うんです。ダンと入る前の若干のタメ。これが大きすぎるとわざとらしいし、全くないと流れるだけになってしまう。今回の演奏は、テンポが速かったというのもありますが、タメがなかった。タメがないので、ただ早く進むだけの演奏。ベト5の早い演奏も何回か聴いていますが、早くてもタメがきちっとあることが多いのですが、なんか、今回はあっさりしすぎ。

また、ホーンがやってくれました。古楽器です。特にホルン。古楽器が上手くなり(w音程はきちっと取れるようになっていたのですが・・・音量が小さくできない。で、弱奏でホルンが鬼目立ちしていた。で、ホルン独唱でも音量上がらないので、音が割れまくり。すっげー汚い音で・・・・・・悲惨でした。一楽章も三楽章も・・・・アレ割れまくりじゃどうしようもないです。割れるか割れないかの強奏じゃないと・・・。4楽章冒頭のトランペットも聞こえなかった。アレ最大の見せ場でしょ。

古楽器やるなら、ある程度人数用意しておかないと今時の演奏ではつらいんじゃないかな。バルブ突きでやるなら全く問題のない音量を出せる人なので、もったいなかったです。トランペットも音量出ていなかったし、トロンボーンもだめ。ラフマでのホーンセクションはむっちゃ上手でしたので、すごく惜しいと思いました。

逆に、木管は安定ですよね。古楽器使っていたんだろうか?フルートは古楽器?見えなかった。

ベト5はバイオリンも音が出るようになったし、バランス良かったし、あっさりとしていたけど破綻してなかったし・・・今回一番良かったかも。モーツアルトの方が良かった・・・と言う意見なら、そうかもしれませんが・・・

あ、モーツアルトっぽいベートーベンだったのかも。


と言うことで、まあ、オーケストラ聞けただけでうれしかったです。山響のベートーベン交響曲特集には行くで。4.7.8は買うぞ。



まとめ。偉そうに書いてきましたが、聞いた感想はこんな感じでした。でも、楽しかったです。これだけ聞いて2000円は破格のお値段です。満足度は星3っっっっっつです。またまたやってくださいね。

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