吉野屋新メニュー

昨夜、空腹に耐えかねて吉野家に行った。

目当てはマイブームの、十勝豚焼き肉定食ご飯半分・牛皿並・生野菜(牛皿はご飯にのせて牛丼にする)だ。ご飯半分なので普通の茶碗一杯弱ですむし、肉が多いし野菜もコールスロー・生野菜とそこそこ食べられる。ので、吉野家に行くときはこのメニューにすることが結構ある。

ところが、メニューが変わっていた。十勝風豚焼き肉などが全滅していて、その代わりに、ネギ塩ロース豚牛カルビがメニューに入っていた。


大誤算


だが、無いものは仕方がない。



ここでとる道は三つだった。牛丼並ご飯半分で帰るか、新メニューに挑戦するか。最後に、ネギ塩皿とカルビ皿と生野菜(加えてご飯半分)。


だが、第四の選択を思いついた。牛丼並ご飯半分とネギ塩皿という選択だ。十勝豚を押しのけるおまえの実力を見てやろうじゃないか、ええ、ネギ塩豚よ~(語尾あげる)。いわば弔い合戦だ。


オーダーしてしばし後出てきた。


大ショック!!!


牛丼がご飯半分ではないではないか。軽め、ともいえない。並そのものではないか。

私は食べ物を残すのがいやだ。デブは食べ物を残してはいけない。デブが食べ物を残すのは、自らアイデンティティーを否定することになってしまう。デブは、己の信念として、デブを構成する要素を否定してはならないのだ。

と言う意味不明な理由ではなく、食べ残しという行為が、作ってくれた人に対してマナー違反であると思うからだ。食えるだけ頼み、頼んだからにはきちんと食べきる、バイキングでも牛丼でも自分の家でも、それは守ってきた。

だからデブったと思うが、こだわりなので変えたくない。



ご飯半分というのは、自分の腹の減り方と体調その他諸々を考え合わせて導き出した一番良い値なのだ。もちろん特盛り食べても問題ないのだが、緩い減量中としては、コントロールしておかなくてはならない・・・って、深夜牛丼を食うこと自体が破綻しているのだが。

で、仕方なくご飯を残したのだが・・・。

牛丼のメイン食材は、つゆである。ダシガラのような牛肉や生煮えのタマネギ、もちもち感の少ないご飯ではなく、牛丼のつゆがメイン食材なのだ。

このつゆが・・・ご飯の下にたまっていた。

ご飯はきちっと半分食べた。全体に白い部分が多いな、つゆ少なめの人なのかと思って食べたが、実はつゆが全体に均一に流れておらず、一部から下に潜ってしまっていたのだ。

激しい葛藤が生じた。このつゆを残して良い物かどうか。280円のうち30円は底に貯まっている。だが、ご飯は半分食べてしまっている。この30円を回収するためには、残りのご飯のうち五分の一を食べなくてはならない。

悩んだ。だが、すぐには考えがまとまらない。今晩は悩みが多い。なぜ、メニューの変更でここまで悩まなくてはならないのだ。


仕方がないので、ネギ塩ロース豚皿にとりかかる。


ネギ塩ロース豚皿であるが、以前十勝豚焼き肉に代わりメニューに載ったネギ塩豚焼きににている。名前がほとんど同じなので、ほとんど同じだというのはわかる。あれはまずかった。変なしょっぱいたれが変に自己主張しており、ただしょっぱく脂っこく、試しに食べて残しそうになった。

今回のはたれが変わった。塩麹になっている。たれが塩麹になって味はしょっぱいだけではなくマイルドになった。だが、塩麹が味のほとんどで、豚の味も何もしない。しかも許し難いことに、豚の枚数がとても少ない。4枚・・・

ネギ塩ロース豚皿の内に占める分量で言うと、目分量であるが5割が塩麹、4割が肉、1割がネギ。だ。肉を食べ終わっても大量の塩麹が残る。塩麹って調味料じゃなかったのか?メイン食材なのか?


牛丼のメイン食材はつゆである。この観点で行くと、ネギ塩ロース豚のメインも塩麹のたれなのかもしれない。だが、牛皿の具を食べきって、つゆが半分も残ると言うことはない。ネギ塩は、半分以上残っている。十勝豚は半分も残ったなんてことはなかった。豚肉も7~8枚は入っていた(ほとんど脂身だったが)。


ということで、ネギ塩ロース豚は残念な物だった。ただし、塩麹たれがすごくすき!!!と言う人はおいしいと思う。私は大好きな十勝豚が無くなったのでその分の偏見もあると思うが、また、塩麹たれがすごく好きというわけではないので、たぶんもう頼まないと思う。


今度はカルビの方も試してみたいと思う。(懲りない新し物好きだな)


さて、ネギ塩ロース豚で打ちのめされて、残った牛丼のご飯を見た。つゆがしみたご飯がこちらを見ている。いや、逆だ。ご飯にしみたつゆがこちらを見ている。ゆっくりとどんぶりを取りを食べてしまった。


なんか、敗北感・・・・




後で考えたんだが、あれ本当に塩麹なんだろうか?よくわからなくなってきた。間違っていたらごめん。


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