デブとサドル

デブが自転車に乗るといろいろなところが痛い。デブでなくても痛いのだから、デブはなおさら痛い

特にケツの痛みは格別だ。


文系デブの自転車乗りは、サドル依存度が異様に高い。ケツを浮かせて走るという発想はあっても、体と体重が言うことをきかないのだ。そのために、サドル選びは自転車生活の成否を握ると言っても過言ではない。


デブのサドル問題は二つある。一つは体重からくる問題。もう一つは玉の逃げ場がない問題だ。

体重からくる問題に関してはすでに書いた。どっかりとサドルに座って自転車を漕ぐために、ケツが痛くなるという問題である。

自転車のサドルは細い。これは太ももの動きを妨げないためで、ママチャリのサドルに乗ってみるとよくわかるが、サドルが幅広だと太ももの後ろ側に干渉して常に反力を受けるようになる。そうすると、漕いだ力の何割かが太ももの後ろ側の変形に使われるので、力のロスになるし、早く回転させる漕ぎ方ができなくなる。

また、自転車のサドルはクッション(アンコと言う)が薄く、軽量にできているため、過大な体重をかけると変な形にたわむし、堅い骨組みがケツの肉に突き刺さり骨盤とサドルの骨格でケツの肉が挟まれて激痛を引き起こす。ちゃんとしたパッドが入ったレーパンやインナーパンツでもこれは防げない。

では、どうするかというと、レーシーなサドルはあきらめて、アンコがたくさん入った物を使うのがよい。アンコがたくさん入っているのは重量が重いが、そんな100gや200gなんか体重の重さと比べると誤差の範囲だ。見栄えが悪いのは仕方がない。

また、座面が広い物、アリオネとかは、座面が広い上にアンコもそこそこ入っているので、おあつらえ向きだ。幅広と言うことでは女性用の物が良いかもしれないが、想定体重がどの程度なのか若干不安がある。


私はアリオネを使っていた。アリオネは座面が広いしやわらかいので、アリオネ以前よりもケツの痛みはかなり軽減され快適に走れるようになった。


ところが・・・・ケツが改善されると別な問題が浮上した。アリオネは大きくて柔らかいので、デブが設計強度の想定外の体重で座ると、元々少したわんで力を逃がすようにできていることが災いして、すごくたわんでくる。すごいと言っても1cmもたわんでいないと思うのだが、ともかくたわみ量は大きくなる。そうすると、サドルの先端が上を向く。その上を向いたサドルの先端が玉の後ろ、尿道などが走っている結構デリケートなゾーンに干渉して、鈍痛を生じさせるのだ。その鈍痛は解消するのに3~4日かかるやっかいな物で、尿道炎や前立腺炎を引き起こすやっかいな物だ。

また、サドルの先端で玉をグネってしまうことも頻繁に起こる。これはかなり痛い。

普通のライダーが、もっと華奢なサドルで起きる問題が、頑丈なサドルで起きてしまうデブマジック。

また、乗る時に玉と竿をサドルのどちらに寄せるかも問題だった。右に寄せると骨盤が右を向いてペダルを踏みにくくなるのだ。左だと逆だ。そうすると、膝と股関節が痛くなる。宦官になったろかとまで思い詰めた(ウソ)。

玉と竿を自然に逃がせる構造でアンコが多くそこそこ幅が広い物・・・・・・selle SMP STRIKE TRK がありました。取り寄せて使ってみたところ、ドンぴしゃ。ケツの痛みも尿道の痛みも玉のポジションも全く問題ありません。現在は少し細身の物に変わっていますが相変わらず尻の痛みはほとんど出ません。


私よりもケツのでかい人は女性用も視野に入れて良いと思います。

80キロ台の人はアリオネがやはり良いです。


ただし、ケツにあうサドルは人それぞれ、5~6個買って試してみるくらいしないと理想の一本には巡り会えないと思う。

で、サドルバックにワンタッチの物を薦めないのは、ワンタッチ金具がつかないサドルって結構あるんですよ。特にselle SMPの物はほぼ全滅。ベルト固定型にしておいた方が余計な出費を抑えられるのです。



サドルに関係してケツのポジションですが、骨盤を立てましょう。腹を引っ込めて(引っ込まなくてもしかたがないがとりあえず気分だけでも引っ込める)腰から背中を後ろに丸くして乗ります。そうすると股関節の可動域が広くなるし、腹と太ももの干渉が少なくなって、快適にペダリングができるようになります。













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